診療時間
9:00 - 12:00
13:00 - 17:00
休診日:金・日・祝
0476-40-1203
院内の写真

Dr.コラム

閉経以降に気をつけたいこと2 骨粗鬆症

新年明けましておめでとうございます。
今年も良い年にしたいですね。
今回は閉経以降に気をつけたいことの続きで骨粗鬆症について。

骨粗鬆症は、骨が軽石のようにスカスカになってしまい、もろく折れやすくなる状態です。いったん骨折すると寝たきりになってしまうこともあります。
骨も皮膚や髪と同じように新陳代謝を繰り返しています。古くなった骨は壊され、新しい骨が補われています。この古くなった骨を壊す細胞を破骨細胞といい、新しい骨をつくる細胞を骨芽細胞といいますが、この破骨細胞が骨を壊すスピードと、骨芽細胞が骨をつくるスピードの絶妙なバランスで骨量が安定し強さが保たれているのです。この微妙なバランスを保つために、女性ホルモンであるエストロゲンが一役買っています。エストロゲンには破骨細胞の働きを適度に抑制する働きがあるのです。よって更年期以降にエストロゲンが少なくなると骨を壊すスピードが十分に抑制されず、骨が壊されすぎてしまうため骨量が減ってしまい骨粗鬆症になりやすくなるのです。

そこで大切なことは、まずは骨を強くするための食事、適度な運動を若いころ以上に心がけていただくことです。また治療薬としては骨吸収を促進し骨密度を増加させるビスホスホネート製剤等々あります。
いずれにしても骨量の減少は、痛みが出るあるいは骨折するまで気がつかないことが多いです。定期的な骨量測定などのチェックが大切です。
次回は長年にわたって家事をし続けてきた女性に多いヘバーデン結節( Heberden’s node)などと呼ばれる手指関節の腫れ、変形について。

  

みらいウィメンズ駅前クリニック
朝倉 禎史