子宮や卵巣に病変がある場合を器質性月経困難症といいます。病変は子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症などです。これらは機能性月経困難症のように時が経てば自然治癒するということはありません。

後述しますがこれらは進行しますから原因に合った治療が必要になります。痛みも機能性月経困難症と違い、持続性で、月経期間中に痛みがずっとある、あるいは排卵時など月経期以外にも痛みが見られることがあります。
いずれにしましても、まずは診断をつけることが大切です。まずは超音波検査で診断しますので、気になる方はチェックを受けると良いでしょう。また市の子宮がん検診等で偶然見つかることもあります。市販の鎮痛剤が効かなくなった、あるいは効きが悪くなったら必ず受診して下さい。
次回からは、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症など器質性月経困難症の原因となる疾患について順を追って触れていきたいと思います。
本格的な冬到来。生理痛もしんどくなる時期です。ご自愛ください。
みらいウィメンズ駅前クリニック
朝倉禎史