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Dr.コラム

閉経以降に気をつけたいこと3 手のしびれ、痛み、腫れ

今回は手のしびれ、痛み、腫れについてです。

更年期の不調で腰痛や関節痛を訴えたりする人がみられます。特に手指がしびれ、痛みが出てきて、気がつくと手指の関節が腫れてきていた等と訴える方が多いです。これらの不調については、「長年に渡る手の使い過ぎ」はたまた「年のせい」などと考えあきらめている方が多いです。もちろんそうした手指関節の腫脹については、リウマチなど自己免疫疾患であることもありますので精査が必要ではありますが、更年期に減少してくる女性ホルモンであるエストロゲンが関与している可能性もあることが分かってきました。

これはエストロゲンには関節の動きを維持したり、腱を保護する働きがあることが分かってきたからです。更年期の時期、手指の関節の動きが悪くなり痛くなってきた、痛いから手を強く握れなくなったなどの状態を放置していると、さらに炎症が進み、腫れ、しびれを伴うようになるとやがて指が関節から変形するといった症状が現れるため注意が必要です。この手指関節の腫れ、変形は、長年にわたって家事をし続けている中高年の主婦によく起こり、ヘバーデン結節( Heberden’s node)やブシャール結節(Bouchard node)などと呼ばれていますのでご存じの方も多いかと思います。これらの原因にエストロゲンの減少が関わっている可能性があり、ホルモン補充療法や、イソフラボンを含むサプリメント、プラセンタ注射等で改善する方が多くいらっしゃいます。

みらいウィメンズ駅前クリニック
 朝倉 禎史