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Dr.コラム

子宮頸がんワクチン1

子宮頚がんは30代女性の癌の罹患率で乳がんについで2番目に多く、毎年約10000人が子宮頸がんになり約3000人が亡くなっています。しかも20~40才代の方に多く発症する、つまり若い女性、中には小さいお子さんがいるお母さんが亡くなる恐ろしいがんですが、このがんには予防する方法がありそれが子宮頸がんワクチンです。

このワクチン接種開始当初は不幸にも副反応が出る方がいらしたため、しばらくの間、積極的な接種が行われませんでした。この間にも日本以外の世界各国では120か国以上で接種が進められカナダ87%、イギリス、オーストラリア約80%、韓国約70%と高い接種水準となりました。特にオーストラリアは2007年から全国的な接種を開始し、現在では子宮頸がんの前がん病変がほぼゼロに近づいていますし、スコットランドでも13歳までに接種した世代で子宮頸がん発症がゼロになったと報告されており、ワクチンの効果が実証されています。

残念ながら日本での2023年度の接種実績を見ると、対象人口に対する実施率は約16%程度と報告されており、世界の子宮頸がんワクチン接種率を見ると日本の低さが際立ちます。今後このコラムでは、数回に分けて子宮頸がんワクチンについてお話させていただきたいと思います。

 

みらいウィメンズ駅前クリニック
 朝倉 禎史